2011/01/12
宮戸・月浜地区に200年以上も受け継がれている〜えんずのわり〜鳥追い(田畑を荒らす鳥獣を追い払う)小正月の伝統行事が行われております。
毎年1月11日から16日までの6日間、月浜地区の小中学生男子が五十鈴神社脇の岩屋に籠り、共同生活を送りながら地域の繁栄や無病息災・豊漁豊作を祈願します。
今年は厳しい寒さの中“大将”と呼ばれる年長者に従い生活を共にし、炊事用の薪も枯れ葉も集め、唱えの際に使われる神木となる松の木も自分たちで伐採。精進料理を煮炊きし生活をしてます。
14日の夜にはメインの「鳥追い」があり、神木を持ち地面を突き唱えながら月浜の各家々をまわり、16日の朝、幣束を先端につけた竹を持ち、「ホーイ!ホーイ!」と叫びながら神社内の鳥を追い払いすべての行事を終えます。
平成18年には国の重要無形民俗文化財に指定され代々受け継がれております。